反緊縮

220兆円の政府支出の「財源」をめぐる、ステファニー・ケルトン教授のツイッター・スレッド

2020年3月23日投稿、2020年3月27日翻訳 米国はコロナ危機に対し、2兆ドル(220兆円)という歴史的に前列のない財政出動を行うことを議会で合意しました。かつての世界恐慌では29年の株価暴落後、フーバーが均衡財政を取り続け大不況を招きました。当時の「常…

反緊縮経済学の3つの潮流

掲載にあたって:この文章は「ひとびとの経済政策研究所」に掲載されている松尾匡氏の文章を元に、2019年にまとめたものです。 私たちの言う反緊縮経済学には、左派ニューケインジアンと現代貨幣理論(MMT)、および公共貨幣論(信用創造廃止論)という3つの…

2019参議院選挙の結果分析ーれいわ新選組の躍進は日本における「左派ポピュリズム」の先駆け

掲載にあたって:このオピニオンは、2019年7月の参議院選挙直後に記したものです。 (1)全体の結果分析―3分の2議席阻止も投票率の低下に大きな課題 今回の参院選は、かろうじて「改憲勢力」が3分の2議席を維持することを阻止しました。しかしその一方で、投票…

財政破綻論者への公開質問状

掲載にあたって:この公開質問状は、反緊縮を巡る議論のために2019年10月1日に記したものです。この質問に対しての回答はいまだ得られていません。 財政破綻はいつなのか? 財政規律派は財政ファイナンスがはじまって以来、常に「財政破綻」のリスクを喧伝し…